符計算が麻雀初心者の壁になっている事実はあるのかもしれない。
実際、自分が麻雀をプレイし始めたのは小5の家族麻雀だったが、
その頃の点数計算は本に書いてあった点数表を見ながら
ちょこちょこ確認してから点棒のやり取りをしていた。
それからゲーセンで女の子がたくさん出てくるやつとか、
PCで無料の麻雀ゲームで遊んだり、
中学生になると同級生の間で麻雀やろう!となって
友達の家に麻雀牌とマットの両方を持っていって
夜遅くまで打っていた。
テスト期間中は長時間、麻雀できるチャンスだった。
では本題に入ろう。
符計算にはいくつか大原則がある。
例えば
・門前ロンは基本符が30符(基本符に牌の組み合わせで+する)
・他の場合は基本符は20符(例外として鳴いた平和の形は30符)
・ツモピンフは20符固定(それ以上符が増減しない)
・点数の十の位は切り上げ(5120→5200になるとか)
・符の一の位は切り上げ(22符も28符も30符に切り上げ)
子の時の符と翻数による点数表を見てみよう。
30符 40符 50符 60符
1翻 1000 1300 1600 2000
2翻 2000 2600 3200 3900
3翻 3900 5200 6400 7700
4翻 7700 満貫 満貫 満貫
これを見ていくつか気付く事がある。
30符2翻=60符1翻=2000
30符3翻=60符2翻=3900
30符4翻=60符3翻=7700
実際に計算してみるとわかるが、
1翻増える=×2するために、同じ点数の部分が必ずある。
(その分、覚える必要がない)
30符○翻×2=60符(○ー1)翻
要するに、30符がわかるなら、60符は簡単に計算できる。
60符1翻の半分が30符1翻でもある。
という事は、20符1翻は40符1翻の半分でもある。
20符はツモピンフの形でしか出てこないが、
40符の点数がわかれば誰でも計算できる。
20符はツモピンフでしか出ないので、20符1翻は存在しない。
20符3翻のツモの点数を計算してみよう。
20符3翻=40符2翻のロンアガリは2600点。
ツモアガリはその半分が親の支払い(親は子の2倍支払う)で
2600÷2=1300点。
子は残り2人だから1300÷2=650で十の位は切り上げで700点。
20符3翻ツモは700-1300という申告になる。
ここまでで20、30、40、60符はわかってもらえただろうか?
ここまでわかってもらえる人なら、80符は40符の2倍だと
いうのもすぐに理解ができるだろう。
50符は8割がチートイツの時に出てくる。
残りは役牌暗刻ともう1つ暗刻があって門前ロンした時とか。
50符1翻:1600(イチロク)
50符2翻:3200(ザンニ)
50符3翻:6400(ロクヨン)
雀荘で通ぶりたいなら()の言い方もアリで。
覚えた方が早いかも。
70符はレアケースでしか出ないが、
70符1翻:2300
70符2翻:4500
これも覚えた方が早い。
ここで↑の符と翻数による点数の表の部分に戻って欲しいが、
40符4翻~は満貫(8000)と書かれている。
40符4翻以上は満貫以上、というわけだ。(跳満、倍満とか)
倍満というのは文字通り満貫の2倍(8000×2)で、
三倍満は満貫の3倍(8000×3)、
役満は四倍満という名の通り、満貫の4倍。(8000×4)
跳満だけ満貫の1.5倍です。(8000×1.5=12000)
で、親の点数はどうするの?と思ったそこのあなた!
親の点数は子の点数を1.5倍するだけ。
符と翻数による点数を挙げてみる。
30符 40符 50符 60符 70符
1翻 1500 2000 2400 2900 3400
2翻 2900 3900 4800 5800 6800
3翻 5800 7700 9600 11600満貫
4翻11600 満貫 満貫 満貫 満貫
これも子の時と一緒で60符は30符の2倍、
40符は20符の2倍というのはわかるだろうか?
50符はこれも8割はチートイツで出る。
50符1翻:2400(ニーヨン)
50符2翻:4800(ヨンパー)
50符3翻:9600(クンロク)
1翻増えると×2するだけ。
70符も2つだけ。
70符1翻:3400
70符2翻:6800
覚えた方が早い。
子の点数を1.5倍しても100点ずれるやん!
と言う人もいると思うが、
これは最初に言った大原則の点数の十の位は切り上げる、
というのが関係している。
切り上げ前の点数を1.5倍するときちんと出るが、
長くなってしまったので
次回、「点数計算(符計算含む)をわかりやすくしてみた2」でお会いしましょう。
では、またの記事までさいなら。
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