元メンバーの麻雀戦術と打ち方講座

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なぜトイツ場ができるのか?

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場を牌の寄り方で分類すると大きく3つに分かれます。

牌画横に伸びやすいシュンツ(順子)場と縦重なりしやすいトイツ(対子)場、

その2つが混じり合った混合場の三種類。

まずはトイツ(対子)場がなぜできるのか?を考える前に、その反対、なぜシュンツ(順子)場ができるのか?について考えてみましょうか。

麻雀牌は華牌(春夏秋冬と書かれた物)を除くと136枚あります。

その大部分がマンズ、ピンズ、ソーズという3つの色で1~9まであります。これがいわゆる数牌と呼ばれる物。

それが4枚ずつあるので3色×9種×4枚=108枚。

数牌は横にも組めるし(123mとか)、縦にも組めます。(111mとか)

136枚の内、108枚が横引きしやすくなるとなったら

その影響も大きくなりますよね。

全体の34分の27を占める牌ですから。(約79%)

この数牌を横引きしやすくなる状態がシュンツ(順子)場と呼ばれるもの。

 

では、なぜトイツ(対子)場ができるんでしょうか?

数牌を除く残りの28枚があるからです。(7種×4枚)

残りの牌は字牌ですよね。(東南西北白発中)

字牌というのは縦に重ねないと(東東東とか)使えない牌です。

縦に重ねないと(雀頭や暗刻とか)手牌の中では使えません。

役牌はポンするか暗刻にしないと一飜が付きません。

 

縦に重ねないと使えない牌があるから、

トイツ(対子)になりやすい場が存在しているわけです。

勿論、トイツ(対子)場は数牌が縦に重なりやすい場でもあるわけで、

こういう場でシュンツ(順子)を作ろうとしても

無駄なあがきにしかなりません。

配牌を取ってから何巡経っても、「全然ターツが埋まらんやん」となったら

トイツ(対子)場の可能性を疑ってみてはいかがでしょうか。

以上、トイツ(対子)場についての簡単な説明でした。

 

もう少し具体的に説明してみます。

Aという人が3mと6mをトイツで持っているとします。

そして別のBという人が45mというターツを持っているとします。

この時、Aは更に3mや6mを引いてきてアンコになり、

Bはずっと3-6mが引けなくて45mの上に更に45mというターツが

2つになって、4455mという形になってしまいます。

 

1人がスジでトイツを引きやすい状態になり、

他家のターツがなかなか埋まらなくなって、

ターツの牌が更に重なってしまう。

こうしてシュンツの形が弱くなってしまう場を

トイツ場と呼び、スジトイツという言葉も生まれた訳です。

字牌や数牌が縦重なりしやすくなる場はそういう風にして

できていくのです。

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