元メンバーの麻雀戦術と打ち方講座

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今日の役15 ホンロウ(混老頭)

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今日の役はホンロウ(混老頭)です。
ホンロウはチャンタ系手役の中でもトイツ科の役と表現すれば良いでしょうか。
その逆にチャンタ系シュンツ科の役は123や789が含まれる為、チャンタ純チャンが含まれます。

トイツ科の役はさっき言いましたがホンロウ(混老頭)、チンロウ(清老頭)。
ホンロウにしてもチンロウにしても123や789といったシュンツが含まれなくなる(2378がない)のでチャンタ系の中でもより純度が濃い役だと言っても過言ではありません。
チャンタ系手役の2トップは国士無双とチンロウ(清老頭)になります。

 

国士無双は三色(マンズ・ピンズ・ソーズ)の1と9+字牌7種類を1枚ずつ+前2つを合わせた13種類のうち1枚でアガリとなる特殊な形です。(特殊な形のもう1つはチートイツ)
普段なら捨て牌の第一打に切られかねない、普段はあまり役に立たない牌(シュンツ場では字牌が活躍しづらい)ですが、19字牌(ヤオチュウ牌)を全種類集めると役満になります。

チンロウ(清老頭)にしても1・9牌だけ(マンズ・ピンズ・ソーズの1・9で6種類のうち5種類)を使った形で、123や789といったシュンツを使えずに難易度は一気に高くなる分、役満になります。

ホンロウにしてもチンロウにしてもシュンツを使えないのでアガリは常にトイトイ(対々和)かチートイツ(七対子)の形になります。
こういう役のアガリが出現するのはもちろんトイツ場で、配牌から19字牌のトイツがたくさんあるとかトイトイを狙っていてついでに19字牌ばかりを残していたらたまたま重なったというケースでない限りはめったに見かけない役です。

 

ただ、トイツ場の場合、最初に狙うトイツ系の役はチートイツ(七対子)かトイトイ(対々和)の2つに大きく分かれるもので、
門前(メンゼン)で狙うトイツ系手役の大半はチートイツになり、門前でトイトイになる時はツモり四暗刻を狙えるようなアンコ(暗刻)ばかりの手(トイトイ・三暗刻)になっているはずです。(この場合は四暗刻狙い)

門前のトイトイ・三暗刻はこういう形
222666m333p2288s

こんなツモり四暗刻のケースは時々見かけることもあります。
ですが大概はテンパイ止まりで終わります。

 

トイツ場の傾向が強い場だと感じた時はチートイツ方向かトイトイ方向かをせめて捨て牌の一段目の間(6巡目まで)には決めておかないといけません。
例えば最初はチートイツ方向にいくと決めていたものが、アンコが増えてきたからトイトイ方向に方向転換するのは何も悪いことではありません。
配牌時点で決めていた方向からそういう修正を少しずつしていくと、ツモ牌に合わせた打ち方ができるようになっていきます。

これはもちろん、トイツ場だからとかシュンツ場だからという話ではありません。
まずは配牌から見える手役を何種類かに絞る→ツモ牌や他家の捨て牌を見ながら場を判断して狙いの修正→ツモ牌を見ながら更に修正→他家の仕掛け(リーチや鳴き)を見て更に修正・・・といった流れになります。

 

今回のまとめ
チャンタ系手役はチャンタ純チャン・ホンロウ(混老頭)・チンロウ(清老頭)・国士無双

チャンタ系手役の2トップは国士無双とチンロウ(清老頭

・トイツ場で最初に狙う役はチートイツ(主に門前)かトイトイ(主に鳴き)

・配牌から見える手役を何種類かに絞る→ツモ牌や他家の捨て牌を見ながら場を判断して狙いの修正→ツモ牌を見ながら更に修正→他家の仕掛け(リーチや鳴き)を見て更に修正・・・の一連の作業

 



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