けんちゃん#8
今回も赤坂ドリブンズ所属・園田賢プロが登場した「麻雀の匠 園田賢#8」の内容に沿ってお送りします。
ネタバレが嫌な方は先に動画からご覧ください。
https://youtu.be/1vPcMcq36D4
前局は園田さんのリーチに下家が一発で当たり牌を出し、リーチ・一発・赤2、満貫のアガリを決めました。
手牌は
リーチロン ドラ 裏ドラ南家手牌
点棒状況は
東家 36500 園田さん
南家 14400
西家 14600
北家 34500
と、微差のトップ目でラス前を迎えました。
この点棒を見て気づくのは、東家対北家、南家対西家の構図になっていることです。
トップ争いが東家と北家の間で、また、三着争いが南家と西家の間で行われているわけです。
では、南三局・東家の園田さん目線で進めていきます。
園田さんの配牌は
ドラ 東家配牌
配牌を見ると赤もドラもない手でトイツが四組。
ここからポンするとなると鳴きづらそうなあたりはポンしないとアガリは見えません。
トイトイ狙いの場合、鳴きにくいあたりがアンコになるとトイトイを意識する境界線になりそうです。
そうなると、鳴いていくよりもメンゼン、チートイツ70~80%くらいの感覚で進めるのが良いでしょう。
アガリ形の例は
ロン ドラ
リーチツモ
ツモ 打と5トイツでもうイーシャンテン
ツモ 打リーチでこの手牌になります。
東家手牌
このテンパイはと持っており、その間の待ちであれば悪くない待ちだろうと考えます。
これはイーぺーコーのカンチャン待ちでも言えることで、のようなカンチャン待ちでも、まわりのを1人で押さえている分、多少、アガりやすいと言えます。
後は端(1や9)に近い8待ちであるのもリーチに踏み切った理由になるでしょう。
では、園田さんのツモ牌を見てみましょう。
ツモ ツモ切り
ツモ ツモ切り
ツモ ツモ切り
ツモ ツモ切り
ツモ ツモ切り
ツモ ツモ切り
ツモ ツモ切り
ツモ ツモ切り
ツモ ツモ切り
ツモ ツモ切り
ツモ ツモ切り
ツモ ツモ切り
14巡目、上家からリーチが入りますが、そのリーチ宣言牌に園田さんがロン。
アガリ形は
リーチロン ドラ 裏ドラ東家手牌
の裏ドラが二枚乗り、リーチ・チートイツ・裏ドラ2の12000点のアガリとなりました。
他家の手牌は
南家手牌
西家手牌
北家手牌
北家はタンヤオテンパイにピンフがつきリーチしましたが、リャンメンの好形に変化したがために放銃になってしまいました。
当面のライバルの二着目から12000直撃で園田さんトップの可能性が高くなりましたね。
今回のまとめ
・チートイツでのようなトイツ+タンキ+トイツ形の場合、間のタンキ待ちは少しアガりやすい(イーぺーコーも同じ)