けんちゃん#7
今回も赤坂ドリブンズ所属・園田賢プロが登場した「麻雀の匠 園田賢#7」の内容に沿ってお送りします。
ネタバレが嫌な方は先に動画をご覧ください。
https://youtu.be/HzUCVlgpnsY
前局は上家の親と園田さんの二軒リーチで流局しました。
カン ドラ カンドラ上家手牌
南家手牌
流局後の南二局一本場・南家の園田さん目線で進めていきます。
点棒状況は
東家 34500
南家 26200 園田さん
西家 22700
北家 14600
配牌は
ドラ南家配牌
この配牌から想像できるのは食いタン(鳴きタンヤオ)やタンピン、役牌を重ねてポンした2000点、567の三色同順くらいでしょうか。
あとはトイツが増えてくればチートイツを考える程度。
で1ブロック、で1ブロック、で1ブロック、で1ブロック。
マンズにを引いてきたやを引いてきたにしたり、ピンズにを引いてきた
やを引いてきたのように2ブロックの構想も考えておきたいところです。
アガリ形の例は
ツモ ポン ドラ
ロン ポン ポン
リーチツモ
では、これをふまえた上で園田さん目線で進めていきます。
ツモ 打
ツモ 打
ツモ ツモ切り
ツモ 打
ツモ ツモ切り
このツモで123の三色同順を意識する手順もありました。
ツモ 打
ツモ ツモ切り
ツモ 打
とここで四枚目のをツモった園田さんはこれを手牌の中に入れます。
八巡目に切る前の手牌は
八巡目南家手牌
となっており、のどちらのカンチャンターツを残すか?の選択ですがこのカンの方が他家が一枚ずつを切っているため、アガリが見込めそうだというのがわかります。(園田さんからはが四枚見えているため、、の形でないとを使えない)
シンプルにカンよりも一つ外側(1に近い側)のカンの方が待ちとして優秀なのもあります。
次巡
ツモ 打
ツモ 打
ツモ 打リーチ
園田さんがテンパイでリーチします。
その手牌は
リーチロン ドラ 裏ドラ南家手牌
すると一発で下家がをツモ切って園田さん満貫アガリ(8000+300+2000=10300)となりました。
これで園田さんが微差のトップ目に立ちました。
この点差を守れるのか見ものですね。
ちなみに他家の手牌は
東家手牌
西家手牌
北家手牌
東家はマンズ受けのイーシャンテン、西家はメンゼンなら跳満~倍満まで望めるイーシャンテン、北家はチートイツかトイトイ・三暗刻の見えるチートイツのイーシャンテンでした。
四家の捨牌は
東家捨牌
南家捨牌
西家捨牌
北家捨牌
今回のまとめ
・自分から四枚見えている牌のソバテン(近くの待ち)は待ちとして優秀(相手が待ちの牌を切っていれば放銃かオリの二択)
・基本的に外側(1と9)に近いほどいい待ちだが色や他家の捨牌などの影響も大きい(待ちのまわりが何枚も切られるなど)